クレジットカードの現金化とキャッシングは別物?両者の違いについて解説

2025年7月4日 0 By singaki

不意に現金が必要になった時、すぐに準備することが可能なのが魅力のクレジットカード現金化。
しかし同じように現金を用意する方法としてキャッシングというものもあります。
一般には区別をしていない人も少なくありませんが、この両者はどこに違いがあるのでしょうか。

現金を準備できるという点では同じ現金化とキャッシング

自身の手持ちではない現金を用意できるという点ではクレジットカード現金化とキャッシングはよく似ています。
ですがこの両者の仕組みはまったく異なるものであり、そのため手続きや、関わる法律も異なってくる点に注意が必要です。

キャッシングとはどういう仕組みのものなのか

キャッシングとは、クレジットカードやカードローンについてよく使われている言葉で、簡単に言えば借金・融資のことを言います。
たとえばクレジットカードであれば、事前に決まっているキャッシング枠の限度額以内であれば、一時的に現金を引き出すことが可能です。
貯金などがなくてもできる点が特徴で、翌月以降のクレジットカードの支払いなどと共に返済していくことになります。
これは法律的には貸金にあたり、利息などが付く点も違いがあります。

クレジットカード現金化の仕組みは?

一方のクレジットカード現金化は借金・融資ではありません。
こちらはクレジットカードのショッピング枠を利用するのがポイントで、ショッピング枠で任意の商品を購入し、それを買い取ってもらうという形で現金を手にします。
つまり商品の売買によって現金にする方法で、借金ではないので貸金には当たりません。
また利息なども付きませんが、その代わり業者などに対して手数料を支払う必要があります。
そしてクレジット決済なので、翌月以降にカード会社から請求があります。

まとめ:クレジットカード現金化は借金とは異なるもの

端的に言えば、クレジットカード現金化とキャッシングの違いは、借金・融資であるか否かという言い方もできるでしょう。
そのため関わる法律も異なり、利息や手数料などの違いもあります。
基本的にキャッシングは審査が必要であり、現金化は審査が必要ないという点も異なっています。